☆“注意

 このページでの内容は、健太郎、個人に対して述べられたものであり、“必ずしも一般論”として通用しないものであります!

 また、一般論として述べたものもあり、父親の質問に対する答えとして個別の状況として適当でないものも含まれています!

 外来で、心理の先生は、父親の質問に、回答する場合には、質問をする側(父親)の理解の状況や障害の受け入れ具合やその時の状況などによって、話し方やどこまでお話するかを調整しています。

 このような点については、このように、誰にでも、通用するとは、言えません!

 以上の事に、十分、気をつけて、お読み下さい!(青文字が、父親の質問です。回答が、赤紫文字です。)


●父親は、この心理の先生の対応を大変信頼し、尊敬している。



 2005年11月4日(健太郎小学校1年生)

   ◎何でも聞くと答えるが、反対のことを言っても“うん”と言う。“今日、体育で何やった?”“忍者”“走った?”と聞くと、“うん!”“走らなかった?”“うん!”
   ◎どっち?”が、苦手である

   回答
    言葉のみだと混乱するのではないか。


 暴力は、いけない事ですが、やられたら、やりかえせと教えている。よくないことか

 回答
  だれかに、助けを求める様に教えた方がよい。すべての事柄に当てはめてしまう可能性あり。

 ◎家から出るとき、かならず、私や学校先生や学童の先生に書いてもらった紙を持って出る

 回答
  楽しい外出の時に、家においていく様、指示するとよい。

 ◎て”“に”“は”“を”が、まだうまく言葉にならない

 回答
  深刻な問題は、文字に変化させる。絵カードを作り、カレンダー形式に、“生活”“生単”“体育”等表示し、目でわかるようにすること。


 ◎おねしょと風邪(ぜん息)このままいいのか??

 回答
  10歳位まで様子をみる。親の焦りが、子に伝わる。


 ◎ツメカミ;主治医の先生には、時が解決してくれると指導されていますが。

 回答
  ほっとく。


◎“ここで待っててね!”通用しない。いつも他の場所で見つける

 回答
  足型を書いたマット作成。それを待って欲しい所において、試してみる。


 ◎傘が、うまく持てない。

 回答
  傘を正しく持っている写真とそうでない写真(○×表示)を撮って、健太郎に指し示す。

◎食事時、左手がでない。(皿をおさえない

 回答
  左手が出ている写真と出てない写真(○×表示)をとって、健太郎に指し示す。


 2006年1月10日(健太郎小学校1年生)


 
 ◎ビデオを途中で止められずパニックになる。食事時に止めようとしたら。

   回答
    途中で止めるのは、無理。徐々に!


   ◎紙へのこだわり(どこへ行くのも玄関を出る場合必ず持っていく)何ででしょう?


   
回答
    つる下げてみるとか(リングなど使用)、おとうさんに預けると言う習慣にした方がよい。


  ◎ラーメンへのこだわり(OT後、さくらの木後)


 回答
  予告し、今後のラーメンはなし。他の場所へ!


“早く”と“ゆっくり”が伝わらない。“早くは、ご飯を早く食べなさい登校中、マイペースでしか歩かない腕を引っ張って強引に早くしようとするとその場に座り込み余計時間がかかる。“ゆっくり”は、ゆっくりよく噛んで食べなさいひらがなの練習でゆっくり書きなさい!が、うまく伝わらない!

 回答
  もうすこしおにいさんになってから。あせらせることは難しい。あせらせない方がよい。ちがう言葉に置き換えてみる。


床屋は、早めに(年齢)慣れさせた方がよいのか、今は、私がビデオをみせながらやっている

 回答
  絵本にしてみる。床屋を見せる。鏡等。


 2006年2月7日(健太郎小学校1年生)

 ◎年齢のせいだとは思いますが、読み言葉と言い言葉が、一致しない覚えない。(たとえば、ぼくのおとうさんは、もりたひろしですと紙に書いて毎日読ましていますが、“ぼくの”がでない!

 回答
  絵を付けてみる。


 ◎お着替えの時、シャツをズボンに入れられない。

 回答
  前だけでも入れさせる。(そう言う時間をつくる。)


◎お着替えの時、いちいち支持しないと着替えられない。“はい、パンツ”“はい、シャツ”“はい、ズボン”と言ったぐわいに。

 回答
  最初は、衣服を順番にならべてみてはどうか。


 ◎“あしたは?”が、くちぐせ。“休み”と言うと安心したような顔をする。休みでないとき、“学校と学童”と答えると間をおいてまた“あしたは?”と聞く。

 回答
  カレンダーを利用してはどうか。○×で、学校へ行く日とそうでない日と明確にする。


 ◎インフルエンザにかかった時、“お風呂は?”と聞くので“あした”と答えると“けんたろうお風呂はいる”と言ってきかなかった。
  “あした”で納得したかと思うとまた“お風呂は?”と聞く。何回も!

 回答
  これもカレンダーを利用して、お風呂に入る日と入らない日と明確にする。


 ◎ほしいもの(くもんのカード)を見つけると“これ買って来て!”と買って来るまでねばられる。(1/29)くもんのカードは、悪いものではないため。

 回答
  小さいうちから、どう言う時に買ってあげるのか、家庭でルールをつくる。例えば、5マスの表を作成し、お手伝いしたらそのマスにシールを貼る。5コたまったら、買ってあげる。


 ◎
インフルエンザに金曜日(1/27)にかかり、火曜日(1/31)に復帰したのですが、その際、朝、病院に行って登校許可書をもらって3時間目から登校しましたが、健太郎は、その日、お休みモードに入っていて(朝、“病院行ったら学校”だよと伝えてなかったのがそもそもいけないのですが)登校を拒み、小パニックを起こしながらも私が、だっこして登校しました。登校してからも学校内で少しめそめそしていたらしですが、その日保護者会があり学校へ行くと入口で正座して待っていました。“学校おもしろかった?”と聞くと“おもしろかった”と言いました。

急激な予定の変更には、弱いなと感じさせられました。でも、このような経験の繰り返しも健太郎の成長によいことかなと感じています。(どうでしょう?)

 回答
  前もって言っていた方が、安定してのびていく。


 ◎
遊びや、やっている事を邪魔された時、友達の使っている物を使いたい時等言葉のかわりに、手が出るようです。(学童での話)健常児もそういう事あると思われますが、どう止めって行ったらよいのでしょう?それともとめる必要はないのでしょうか?(注意の仕方)


   回答
    注意しないのはよくない。学校の先生にどう言うふうに注意したらよいか、学童の先生に話してもらう。お願いしてみる。


 2006年3月6日(健太郎小学校1年生)


 ◎ビデオやテレビを途中で条件付ですが、止められるようになってきた。テレビが見えなくなる戸を閉めても怒らなくなってきた。(条件;宿題、ごはん、ハム、おせんべい)ビデオを途中で止めることの訓練を多くやらせた方いいのか、それともそのままにしておいた方がいいのか?

 回答
  十分!。条件がない場合、わざわざ止める必要はない。


 ◎
雨の日、靴の場合、水溜りにはいらない、長靴の場合は、水溜りに入ってよしの作っていただいたカードで、守ってますが、長靴の時、水溜りにバシャバシャ入ったり、けったりして長ズボン・靴下をビショビショにします。“ゆっくり入って!”とか“バシャバシャしない!”と促していますが言う事を聞いてくれません。これからは“ズボンがぬれるから〜”をつけて促していこうと思っていますが、もっといい方法は、ありますか?

 回答
  あと処理をさせると効果があるかもしれません。靴下を洗わせる。片付けさせる。


 ◎お風呂で自分の体を洗う事を教えたいのですが、いつも泡遊び(壁に手についた泡を塗りつける、私の顔に泡を塗りつける)になってしまいます。何かいい促し方は、ありますか?年齢のせい?

 回答
  いやでなければ、水性ペンで体に、@AB・・・と書いて促す。“次はどこ?”と言う形で。年齢のせいでもある。


 ◎睡眠は、現在、9時15分過ぎから7時20分まで寝ています。(約十時間)あさのしたく等を考えるともう少し短くしていきたいのですが?


 回答
  7時00分に起こしてみる。または、8時30分に寝かすとか。絵本を1回読むとか、やってみる。

 ◎家庭で味噌汁を出したところ、油揚げ、豆腐、ねぎを私の茶わんの中へ入れて食べなかった。この事を学校に伝えると、給食では、汁の中に入っていた豆腐、五目御飯に入っていた油揚げを、無理しているそぶりもなく、食べるとのこと。家庭では、食わず嫌いをしているようです。34日にほうれんそうのごまあえを出したところ、最初“いらない”だったが、“ほうれんそう食べたらクッキー”と条件付にしたら多く食べた。健太郎は、学校と家庭と食べ物の食べ分けをしているようです。

   
   回答
     家庭であまりきびしくするとバランスを崩す可能性あり。食事は、きびしくしない。食べられた物が、食べなくなったりする可能性あり。


 2006年4月10日(健太郎小学校2年生)

 ちょっとした失敗で怒り出す!

  たとえば、“くつ反対だよ!”→“もう帰らないよ!”

  靴を履かないで、道端に出たり、その後も納まらないと道路で寝たりします。

  “ジャンパーのそで反対だよ!”→“もういらないよ!”と言って着なかった。

    自閉症だからなのか、反抗期だからなのかわかりづらいです!

 回答
  自閉症、反抗期、どっちもある。言葉をかけない。靴に印をつけて間違えないようにしてあげるのもよい。


鼻をかむ:“鼻ち〜んして!”

学校でけんばんハーモニカをふく。“ふーして!”と言った抽象的な言葉が苦手のようで、鼻をかむことは、今でも出来ません。

“ゆっくり!”、“はやく!”も同様にできない!

   回答
   “はい!パンツ!はい!シャツ!はい!ズボン!・・・”と言う様に、次の言葉を言い続ける!!のもよいかも。


 ◎食事ですが、学校と家庭と使い分けているようです。学校では何でも良く食べるようになった。家庭や弁当では限られています。


  回答
   学校;無意識に食べると言うことでは、ないと思われます。
   家庭;料理を健太郎にやらせてみる。自分でつくった物は、食べたりする子もいる。


2006年5月9日(健太郎小学校2年生)

言葉の練習の1語文から2語文(3語文へ)への勉強は、学校とさくらの木でやっていると思われるので家庭では、学校からでる宿題ぐらいですが、もっと勉強させた方がいいか?(今は勉強することは、やな事ではない。楽しい事である。と覚えさせたい為、あまり家庭では強制的にお勉強させていない。)

 回答
  させない方がよい。やらせすぎるとしゃべるのをやめる子がいる。


4月に主治医にも聞きましたが、靴下が濡れること、洋服が雨で濡れることが、いやなことでないようです。いやなことと思わせるには?(ブランコの下のみぞの泥水で、そうなる事が多いので、主治医には、そのみぞを自体をなくしてしまえ、シートや土を入れてと言われましたが。)

 回答
  いつまでもしていることはない。180度転換することは、無理。学童、学校に頼む。今は、できなくしてしまうのがよい。

失敗しないように対策をとると主治医には言われていますが、たとえば、靴の右左逆、失敗しないように、靴に印をつけるとよいと言われていますが、それがないと一生できなくなるような気がしてやっていない。主治医はたぶんそれでパニックをおこす様では、そういう対応をしなさいと言う意味でおっしゃたんだと思われるため。(テレビの自閉症児を扱った番組でも、洋服のボタンのかけちがえをなくすように、色違いの印をつけていたりもしている。)

  回答
  印(マーク)をつけてやった方が、覚えは確実に早い。靴に印をつける事は、見分ける力がついてくる。ず〜と間違い続ける事の方が、ず〜と失敗し続け、毎日、注意する事になる。一人で物事をやるのが好きな子は、マークをつけた方がよりよい。


意味不明な独り言を言っている。(ちょっと前までは、ビデオの1フレーズだったが。)


   回答
    外では言わない!と約束事とし、できたらごほうび!。歌を歌ってあげる。様子をみる。


   ◎食事(ハム)

   回答
    1日1個しか、買ってこない。
    “ごめんね〜ないだ!”→“ぎゃー”→また、買ってきてしまう。値段の高い物を買ってきてくれ!になる可能性がある。


 2006年6月13日(健太郎小学校2年生)


   ブランコの下の泥水対策について

 回答
  ブランコのそばにいかせない対応を極力とる。(学童)


ハムとおせんべいの対策について

5月17日前の晩に食べ過ぎてしまい朝食のハムは一枚だった(いつもは4枚)。それを知った健太郎は朝、いきなり怒り出し朝食を拒み始めた。“も〜いらないよ”そのため、その日は、学校遅刻。(いらないんだったら食べちゃうぞ!全部食べたらおせんべ。)
ブランコのそばにいかせない対応を極力とる。(学童)がよければ、ハム、おせんべいがないならないで、対応している。

   回答
    今、食べてもいい量しか見せない。とらせないようにしてはどうか。ハム1パックだよ!おせんべ2枚だよ!と書き示すこと。(写真等使用して)

  ◎おねしょ

   回答
    無理に起こさない方がよい。“おねしょ”しなかった日には、ごほうびをあげる!(ジュース等)→“おねしょ、しない方が、いいんだ!”と言う事をわからせる事が大事。


  ◎テレビ⇔食事

   回答
    学童より帰った時に、コンセントをぬいてしまう。


  2006年7月11日(健太郎小学校2年生)


   ◎
おせんべと、ハムと、ジュース件(ティシュBOXに、ハム、おせんべの写真を入れるようにした。)

 回答
  量を急に減らすとうまくいかない。


テレビ5時以降見せない件(1Fでテレビのコンセントをぬいていると2Fで観ることが、多くなった。全体的には、テレビを観る量は、減りつつある。)

 回答
  1Fも2Fもコンセントをぬいてないと意味がない。


  ◎昨日、学校公開で授業の様子を見てきましたが、4時限までは安定して順調だったのですが、5時限目の“はないちもんめ、かごめかごめ”が先生の足にしがみついたりして出来ていません  でした。給食は、家庭では絶対に食べないような食物を食べていました。不思議です。

    回答
    いいこと!

   
○1週間のカレンダーを作成し、見てわかるように、写真等をりようするとよい。

 2006年8月8日(健太郎小学校2年生)


ハム、せんべい、ジュースの件

  回答
  やらない方が、よい場合もある。やらないのであれば、冷蔵庫にチェーンでロックしあかなくする。おじいちゃん、家庭の見解を統一する事。体が大きくなったら、もっともっと欲しがる様になる。冷蔵庫にハムが、ない日をつくってみる。ルールは、明確に!(テレビの件も同様に、1F、2F共、テレビを消す。)


週間時間割作成

@健太郎が、せんべいまたはハムをほしがる

A健太郎がせんべいまたはハムのカード(冷蔵庫)取って、大人に指し示す

Bここで、初めてせんべいまたはハム大人が用意する

C“おしまいボックス”に取ったカードを入れる

(おしまいカード場合、おしまいを強調する)

D健太郎は、ここで、初めてせんべいまたはハム食べられる。

                                                        

 2006年10月17日(健太郎小学校2年生)

 
ハム、せんべいジの件→うまくカード使えてない。うまく機能しない。あきらめました。

 回答
  おやつの時間をつくる。せんべいは、小袋にしまい、なくなったら“ない!”を強調してみる。ハム;4枚、せんべい;10枚


他人をぶつという事が8月27日水泳プールで“この子にぶたれたんですけど”と女の子、96日は、電車の駅階段で、学生さんの女の子(高校生)ひとり言の様に“ぶたれた”との声。

 回答
  理由がある。学校に聞いてみる。


暇な時、私の周りをグルグルと歩いたり、実家の廊下を行ったりきたり、動いている。

 回答
  暇にしない事。


休日、ビデオにおもりさせれば、非常に楽でいいのですが、ビデオを見せていない場合、目がはなせない。冷蔵庫から勝手にジュースを飲んだり、いすを動かしてお菓子の入っている箱を取り出したり。

 回答
  ヘルパーさんの力を借りる手もある。人間関係の広がり。あうヘルパーさんを見るけるのは、大変かも。


 2006年12月19日(健太郎小学校2年生)


 ◎2006年(小学校年生)の時点で、パニックと言えば、テレビのチャンネルを変えたとき、見ているビデオを止めたとき、病院の帰りなど夕食をラーメン食べたいを主張、それを守んなかった場合、いつも持っている紙に絵(健太郎が要求する絵)を書いてあげなかった時(かめ、かまきり、かば、・・・)。不安定になる。でも、昨年までのような泣き叫ぶ大パニックは、無くなった。

 学芸会の感想や日々の学校の感想を聞くとまだ1語分。2語分、3語分がそろそろ出てきてもいいのでは。(授業感想などの感想)

 歯磨きした?プール行くの?明日は、学校・さくらの木?

 “ぼくは、がくどう、いかないよ!”

 “ぼくは、がっかり!”

 自分のことは、“ぼくは、〜”と言わないで、“けんたろう、〜”と言う。

 回答
  学校の授業の感想は、まだ、難しいと思われる。事実を話すのと、感想とではかなりちがう。

睡眠障害のなかった人が睡眠障害になることは、ありますか?

  時々、夜中2時から3時とか起きていることがある。

 回答
  ある。もともと自閉症は、そう言う傾向にある。

あせっては、いませんが、登校の自立の時期(小3か小4までには、と考えている。小学校への登下校は、校舎の入口まで送ってその後は、自立している。)、着替えの自立の時期、ウンチの自立の時期

   回答
    登下校の自立は、高学年になってからでよいのでは!。着替えの自立は、服にマークを貼ってみる。(アイロンでつけるやつ)大便の自立は、まずは、“おとうさん!でたよ!”と言えるように     促す。“おねしょ”が、心配であれば、主治医に“何年生位に検査した方が、よいか?”聞いてみて。

 

 













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